それぞれについて詳しく書いていきます。

1.暖房は寝る前に消すか、20℃程度に設定する。

赤ちゃんは皆さんが思っているほど寒さを感じていないようです。

それよりも室温を高く設定することによる、睡眠時熱中症の方がよっぽど危険です。

乳幼児突然死症候群は睡眠中の熱中症が原因ではないかと言われているほどです。

もし暖房をつけるなら、20℃以下にして、加湿を忘れないように注意しましょう。

2.掛け布団は使用しない。必要に応じてスリーパーかグロバッグを使う。

これはご存知ない方も多いかもしれません。

赤ちゃんが寒いのではないかと、つい厚手の布団を掛けてしまいがちですが、これは赤ちゃんの呼吸に負担をかけてしまいます。

かといって薄手の布団をかけると、動いた時に口がふさがり呼吸が出来なくなってしまいます。

そのため布団の代わりに、スリーパーやグロバッグを使います。


・スリーパー

スリーパーは着る毛布ともいわれている通り、厚手の上着のようなものです。

少し緩めになっているため、窮屈になることもなく、快適に眠ることができます。



・グロバッグ

グロバッグはスリーパーよりも少し丈が長く、足をすっぽり覆うことができるタイプのもので、欧米では一般的に使用されています。

TOGという温かさを示す単位があり、室温ごとに使用するグロバッグを使い分けます。

この単位は欧米では毛布などにも使われているものです。


3.靴下は履かせない。必要に応じてレッグウォーマーを使う。

寝る時に靴下を履かせている方も多いのではないでしょうか。

赤ちゃんは足の裏で体温調整しているため、靴下を履いてしまうと、体温を逃がすことができず、熱がこもってしまいます。

パジャマでは足が出てしまって、足の冷たさが気になる方は、足の裏を覆わないレッグウォーマーを使ったり、暖房で室温を調整するようにしましょう。

ちなみにわが子はスリーパーを使っていますが、寝ているときに足を動かして、裾が上がってきてしまうので、レッグウォーマーを使っています。

 

4.ベビーセンサーを使用する。

いままで書いてきた3つのことを実施したとしても、やっぱり睡眠時に何かあったらどうしよう…と不安な方も多いと思います。

そこで、私が強くおすすめしているのが、ベビーセンサーを使用することです。

ベビーセンサーについては紹介する記事で書いていますが、赤ちゃんの呼吸が検知できなかったときに、アラームで知らせてくれるため、ママパパも安心して眠ることができます。

少し値段が高いと思われる方もいるかもしれませんが、赤ちゃんの安全だけでなく、ママパパの安心を考えると賢い買い物ではないかと思います。

日本では産婦人科でよく目にすることが多いですが、まだ一般家庭に広く普及するには至っていません。

欧米では赤ちゃんを別の部屋で寝かせる家庭も少なくなく、センサーだけでなくモニターを設置して様子を見る家庭もあるようです。


ベビーセンサーについてはこちらにまとめています。
睡眠時突然死症候群を未然に防ぐために。


寒さによる風邪よりも、着すぎによるうつ熱を対策するべき!

皆さんは乳幼児突然死症候群という言葉を聞いたことがありますか?

赤ちゃんが、特に睡眠中に何らかの理由で命を落としてしまうことを指していますが、まだ詳しい原因は特定されていません。

日本ではこの乳幼児突然死症候群が原因で年間100人近くの赤ちゃんが命を落としてしまっています。

ママパパも起きている日中は寝ている赤ちゃんの様子を見ていることができますが、さすがに睡眠中にずっと様子を見ていることは出来ませんよね。

今までは原因不明で突然赤ちゃんが命を落としてしまう、恐怖の病気として恐れられてきましたが、
最近の研究で、睡眠時の熱中症が原因である可能性が高いことが明らかになってきました。

冬の寒い時期になると、赤ちゃんの防寒対策に意識が向きがちですが、皆さんが心配するほど赤ちゃんは寒さを感じていないようです。

多少足が冷えていても、機嫌が悪かったり、青くなってきていない限り、心配する必要はありません。

以上のことを参考に、赤ちゃんが快適に眠れる環境を作ってあげましょう。