日本ではあまり一般的になっていないネントレ。

おっぱいや、ゆらゆら抱っこで寝かせる方が多く、なかなか寝てくれない赤ちゃんに苦労しているという声が多く聞かれます。

一方で欧米では、赤ちゃんも大人と同じようにベッドで一人で寝るのが当たり前という考え方が一般的なため、生後6か月頃からネントレ(Sleep training)を始める家庭が多いようです。

一度ネントレをしてしまえば、その後は赤ちゃんが自分自身で寝ることができるため、寝かし付けの苦労がなくなると言われています。

そこで今回は寝かしつけに困っているパパママ達のために、海外のネントレ事情について紹介します。


ネントレを初める時期

ネントレを初めるのは、4~6ヶ月が一般的。

この時期は赤ちゃんが睡眠リズムを作り初めるタイミングです。

この時期を見極めるサインは、夜中におっぱいで起きなくなり、長い時間寝れるようになること。

このタイミングで始めれば、ネントレは赤ちゃんに悪影響を与えずに、スムーズに睡眠へと移行する習慣を作ることができるそう。


ネントレを初めるための準備


・寝る前のルーティン(毎日必ずすること)を作る

温かいお風呂に入れる、絵本を読む、眠くなる音楽をかけるなど、寝る前に行うルーティンを決めることで、赤ちゃん自身が「寝る時間だ」と理解することができるようになり、ネントレがうまくいきやすくなります。


・寝る時間を同じにする


専門家が推奨するのは19~20時の間に赤ちゃんが眠りにつくこと。

しかし寝る時間がこれより早くても遅くても、いつも一定にすることの方が大切です。


・起きる時間と食事の時間を変えない

寝る時間だけでなく、起きる時間や食事の時間も統一してあげましょう。

そうすることで、赤ちゃんが生活リズムを作りやすくなり、よりリラックすることができます。


ネントレの種類

ネントレには大きく分けて2種類あります。

泣かせるネントレと泣かせないネントレです。

大切なのは、赤ちゃんの様子をみながら最適な方法を見極めること。

大人と同じで、赤ちゃんにもそれぞれ個性があり、適したネントレ方法も違います。

最初は1週間ごとを目安にいろいろ試してみて、うまくいくものを探してあげましょう。

気をつけてほしいのは、毎日ネントレのやり方を変えないこと。

これでは赤ちゃんが戸惑ってしまい、なかなか定着しません。

すくなくとも1週間は同じネントレ法を続けてみて、反応を見てあげましょう。


・泣かせるネントレ

その名の通り、赤ちゃんをベッドの上に起き、泣いてもすぐには抱き上げずに、そのままにさせておきます。

赤ちゃんを放置しているみたいで、耐えられないと言う肩や、ストレスを感じて、脳に影響が出てしまうことを心配する方が多いようですが、専門家はそのような心配はないと言います。

赤ちゃんを泣かせっぱなしにすることは、悪影響を与えずに、むしろ自分自身で自分を落ち着かせることができるようになり、これは睡眠時だけでなく、その後の成長にも必要な力なのです。


・泣かせないネントレ

とは言っても、やはりまだ小さい赤ちゃんを泣かせっぱなしにするのは心が痛む、という方も多いと思います。

そんな方はこの泣かせないネントレを試してみるのがいいと思います。

泣かせないネントレは、赤ちゃんをベッドにおいて泣き始めたり、立ち上がったりしたら、すぐに抱き上げて、落ち着くまでゆらゆら抱っこしてあげる方法です。

この方法は泣かせるネントレに比べて、寝付くまでに時間がかかりますが、赤ちゃんを泣かせっぱなしにすることが心配な方たちにはピッタリなネントレです。


・泣かせるネントレと泣かせないネントレの中間


どちらを試したらいいか迷ったら、この方法をおすすめします。

これは、赤ちゃんをベッドに置き、泣いたらお腹をトントンしたり、さすってあげたりして落ち着かせるというのを5分おき程度で繰り返すやり方です。

常に赤ちゃんのそばにいることで、安心できますし、抱っこをしなくても落ち着くことができるということを覚えさせることができます。


その他睡眠に関するアドバイス

・4か月以前の赤ちゃんは、無理に睡眠を促すべきではない。


まだ生活リズムや生活パターンが成熟していないこの月齢の赤ちゃんに、ネントレをすることは、成長に悪影響を与えるため、赤ちゃんが眠いタイミングで寝させてあげることがべストです。

それよりも日中の授乳の時間や遊ぶタイミングを一定にしていき、徐々に生活リズムを作っていくことが大切です。


・同じ親の子どもでも、睡眠パターンはみんな違う


兄弟だからといって、成長スピードや生活リズムはみんな違います。

同じネントレ方法がうまくいくとは限りませんので、その子にあった適切なネントレ方法を試していくことが大切です。


・他の子どもと比較しない


今の時代、ネットにつなげば簡単に、他の家庭の子育てを知ることができます。

しかし、気を付けなければいけないのは、誰一人として同じ子供はいないということ。

他の子どもと比較して、うちの子は寝ないとか、成長が遅いなどと比較する必要はないのです。

他人の子育てを参考にして、良いところを取り入れていくことは、非常に良いことですが、うまくいかない時に、同じ赤ちゃんではないからしょうがないと割り切ることが、この先長い子育てをしていくときに心の支えとなると思います。



6か月の時に行った息子のネントレ体験談はこちら





参考にしたサイト(Baby sleep training)
https://www.babycenter.com/0_baby-sleep-training-the-basics_1505715.bc